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磁気ディスクmagnetic disk

磁気ディスクとは、金属やガラス、プラスチックなどの薄い円盤(ディスクあるいはプラッタと呼ばれる)の表面に磁性体を均等に塗布した記憶媒体(記録メディア)のこと。ハードディスクなどのストレージ(外部記憶装置)の媒体として用いられる。

 

ディスクの中心には穴が空いており、駆動装置(ドライブ)の回転軸に固定して高速で回転させ、記録面に可動式の磁気ヘッドを近接あるいは接触させる。表面の微細な磁性体の磁化状態を読み取って記録された信号を読み出したり、磁化状態を変化させて信号の書き込みや書き換え、消去を行う。

フロッピーディスクなどではプラッタはプラスチック製のジャケットやカートリッジに封入され、ドライブ装置のスロットに挿入して使用する。ドライブとディスクが分離しており、入れ替えや持ち運びが自由である。一方、ハードディスクなどはドライブ装置内部にプラッタが封入されており、メディアだけ取り出すことはできない。

同世代のストレージ製品で比較すると、CD/DVD/BDなどの光学ディスク(光ディスク)より読み書きが高速で記録密度が高く、フラッシュメモリなど不揮発性半導体メモリに比べると記録単価が安い。構造上、振動や衝撃に弱く、駆動中に強い力が加わると記録が失われたり、最悪の場合には媒体や磁気ヘッドが損傷することもある。

歴史

1950年代には米IBM社などが現代のハードディスクの原型にあたる装置が開発・実用化したが、コストや装置の巨大さなどから磁気テープなど他の媒体の方が優勢だった。

1970年代になるとフロッピーディスクが実用化され、主に小型コンピュータや個人用コンピュータの可搬ストレージメディアとして1990年代にかけて広く普及した。

1990年代にはハードディスクの小型化、高密度化、低価格化が本格化し、多くのコンピュータ製品で主要な内蔵ストレージとして標準的な存在となった。2010年代にはフラッシュメモリを利用したSSDなどの低価格化が進み、ハードディスクの用途を置き換えて普及しつつある。

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